キャリア・プラン研修市場

キャリア・プラン研修例

大手・中堅企業（組織）の従業員のための研修
人材開発部主催

特徴：
受講者は新卒採用の正社員がほとんどを占める企業で、定年60歳まで雇用が保証されている経営が安定している企業や組織に勤務する恵まれた従業員に限られる。

目的：
若年層〜中堅層については満50歳までのキャリア・プランニング。壮年層については満60歳定年後、継続雇用制度のもとで満64歳 満65歳まで継続勤務を希望する場合の現時点から定年時までのキャリア・プランニング。

対象年齢層：
若年層(20歳代後半〜38歳)、中堅層(30歳代〜40歳代)及び壮年層(50歳代)の従業員(ホワイトカラー)

カリキュラム：
キャリア分析、コンピテンシー分析、キャリア・ビジョン策定、自己開発計画策定、ワークシート制作とグループ・ディスカッション

研修時間：
1日(7時間)×2日が多い。

経費：
主催企業負担、受講者負担なし

講師：
経営コンサルタント

請負業者：
研修会社又はキャリア・カウンセラー個人開業者

テキスト：
人材開発部の仕様にもとづき研修会社が既存のテキストを修正し発注者ごとにつくる(個人開業者の場合も同じ)。

この研修の弱み
(こうすれば、「エイジング・アドバイザー®」が取って代わることができる) ：
・会社経費で行う研修なのであくまでも現組織における個人のキャリア形成を考えさせる研修。個人の一生涯に渡るキャリア形成を考えさせるものではないので、個人にとって満足度の高い研修ではない。研修効果は期待するほど高くない。
←「生涯現役」の実現をモットーとするエイジング・プラン研修を企画し売り込む

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地域住民のための教養講座
市区町村/地域団体/NPO法人主催

特徴：
数多くある地域市民対象の教養講座のひとつ。

目的：
セカンド・キャリアを考える市民や社会復帰を目指す女性に対し、職業観の醸成、再就職スキルを修得させる。

対象年齢層：
若年・中堅・壮年・熟年層の男女(20歳〜60歳代)

カリキュラム：
職業観、キャリア形成理論、仕事観、生涯キャリア形成プラン

研修時間：
3〜4時間程度(受講者に同質性がないのでワークシート制作やグループ・ディスカッションはない)

経費：
主催者団体負担、受益者負担なし

講師：
経営コンサルタント

請負業者：
研修会社又はキャリア・カウンセラー個人開業者

テキスト：
主催団体の仕様にもとづき研修会社が既存のテキストを修正し発注者ごとにつくる(個人開業者の場合も同じ)。

この研修の弱み
(こうすれば、「エイジング・アドバイザー®」が取って代わることができる) ：
・対象年齢層を特定しないキャリア・プラン研修はこれからの時代(少子高齢化、自立・自律の時代)のニーズに合わない
←「生涯現役」「元気で働けるうちは働く」をモットーとした新職業人へ自身を変えようというキャッチでエイジング・プラン研修を売り込む。壮年・熟年層の再就職には成功率の高い再就職戦術「五無視」を売り込む

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就職支援セミナー
職業紹介関係行政機関及び外郭団体主催

特徴：
就職を目指す者を支援するために開催される具体的売り込み術を伝授するセミナー

目的：
就職活動のスタートから就職決定までのプロセスをステップごと履修することによって誰でもが早期に就職に成功するノウハウを修得する。

対象年齢層：
若年層から熟年層まで幅広く就職を希望するすべての人

カリキュラム：
自己分析、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の受け方、面接訓練

研修時間：
2時間×3回＝6時間

経費：
主催者団体負担、受益者負担なし

講師：
経営コンサルタント

請負業者：
人材ビジネス会社や研修会社(一般競争入札制度で決定)

テキスト：
主催者の仕様にもとづき落札企業がテキストを作り主催者の承認を得る。

この研修の弱み
(こうすれば、「エイジング・アドバイザー®」が取って代わることができる) ：
・熟年層(60歳代〜70歳代)の受講者に的を絞った「エイジング・アドバイザー®」でなければできない再就職戦術(“五無視で再　就職のカベを破れ！”“就職必勝五訓”)をウリに請負業者に売り込む